世界で一番人を殺した銃 | まじで、デンジャラスであぽーんな日々

世界で一番人を殺した銃

アメリカのM16やドイツのG3と並び称される3大突撃銃のひとつ。 制作者の名前を取って”カラシニコフ”と呼ばれる場合もある。
 時は1941年、当時戦車兵だったミカイル・カラシニコフ軍曹は、 大祖国戦争(独ソ戦)のさなかドイツ兵が使うMP40等の携帯可能な機関銃の威力に衝撃を受けた。 その後、負傷し後方部隊に配属されたカラシニコフ軍曹は銃工へと転身し、戦後にはMP44等を参考に自国に適した突撃銃を開発。 その銃は1947年にソ連の主力突撃銃として採用され、AK47の名前が与えられた。
 大口径ゆえにフルオート射撃での安定性が悪いと云う難点があるものの、 構造はシンプルなため整備要らずで、かつどんな悪環境でも動き弾詰まりが起きづらい。 操作も単純で簡単に憶えられるため訓練時間も少なく済むため、ベトナム戦争では多数の民兵がこのAK47を使用した。 その後もライセンス品、コピー品の氾濫や、ソ連の東側諸国への大量の武器支援も相まって戦争、紛争、テロなどあらゆる戦場で姿を見ることができる。 なお木製部品が多いのは、鉄やプラスチック部品だと寒冷地で凍結して皮膚を食い破る危険を回避するため。

 ロシア軍の制式突撃銃はAK47の後継銃であるAKMやAK74に更新が完了している。

最近はテロリストご用達の銃としても有名だ。